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2012.07.01

すだれを、あつらえる。

Photo新居のマンションに六畳間の和室があるのだが、始めに敷かれていたタタミがイグサではなかった。 新素材でできた畳表はヨゴレや変色に強いらしいのだが、イグサ独特の風合いや感触と異なるうえ、あの「香り」をもたないため、イミテーション感がとても気になり、畳表の張り替えを決断。 ネットで探した畳店で熊本産の天然イグサに張り替えてもらったところ、そのホンモノの風情と香りにあらためて感じ入った次第。
そしてもう一つ。 この和室には障子しかなく遮光が不十分のため、ここはすだれを吊ろうと思い立ったのだが、窓枠のサイズが標準規格と異なるおかしなタテヨコのため、ホームセンターなどで売られている既製品では合わないことが判明。 そこでこれもネットで指定寸法のすだれをあつらえてくれる店を発見。 台東区・入谷の「田中製簾所」を訪ねると、素材や色をいくつか選べるうえ、ミリ単位のサイズで作ってくれるという。 しかも市販品に比べて素材含めたツクリが随分頑強なもので、多少値は張るものの、手作りのすだれの価値は私のような素人にも即座に理解できた。
Photo_2この田中製簾所は東京都指定の伝統工芸品「江戸すだれ」を長年作っている製作所。 最近では震災をきっかけとする節電志向で、すだれとはこれまで縁のなかったマンションの住人など新規の客層からの問い合わせが増えたとか。
畳といい、すだれといい、電気など無かった江戸の頃、いやそれ以前の日本人に長年溶け込んできた生活材の機能や効能を見直すことは、単に「江戸ブーム」 に留まらせてはいけない、現代人の了見のように思える。
二週間後のすだれの到着が待ち遠しい。

■写真のすだれ製造機で現役の「おもり」は80年間使われているとか!

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コメント

こんにちは
簾は興味深いですが、
特注品は部屋の中用で、
スルスルとまきあがるブラインドの用な物なのでしょうか?

投稿: non・no | 2012.07.07 00:02

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