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2012.05.21

天文と、気象。

Photo小学校3年生の頃、ワタシの部活は「天文気象クラブ」だった。もともと宇宙のことが好きで、「天文」の図鑑を毎日のように眺めていたほどだったが、部活の顧問の先生はなぜか「気象」に興味の対象が寄っていて、天気予報だの天気図だのという、地球の表面のことばかりに活動のテーマを絞っていた。ある日、それじゃツマラナイと言ってクラブの仲間3人と話し合って、「天文好き」ならではの独自の活動をしよう、ということになり、小遣いを一人1000円ほど出し合って、3000円の天体観測用の屈折望遠鏡を買った。昭和40年頃の3000円はそこそこ高い買い物だったが、50㎝ほどの筒型の天体望遠鏡には、太陽を観測するための「サングラス」、月を観るための「ムーングラス」もちゃんと付いいて、太陽と月を観測することができた。観測対象がもっと遠くの“星々”にこそ至らなかったものの、雨や雲や風といった地球表面の「気象」を超えて、「天文」に近づくことができたたことに、出資した小学生3人は満足だった。
Photo_2それから40年以上経ち、天文も気象も興味ゾーンから遠のいていたのだが、昨今の「宙ブーム」に触発され、ふと久々に月の表面でも眺めてみようかと思い立ち、反射望遠鏡式の写真レンズを入手。35㎜換算で800ミリ相当のレフレンズをミラーレス一眼に付けて満月を撮ってみれば、ヘタな天体望遠鏡なんかよりも余程きちんとした画像が得られることが判った。

さて、明日の早朝には久々の金冠日食が観測されるとあって、「元天文少年」はむろん興味津々だが、TVの天気予報は今日になっても「大方曇りだが、所によっては薄雲越しに太陽が見えるかも・・」などと“希望的観測”を言っていた。 「天文」の大イベントはとっくの昔から正確に予測がついていたのに、「気象」は前日でも不確か。 もとより「天文」と「気象」は相容れない「ソラのこと」なのかも知れない。

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コメント

鉄ちゃんだけでなく宙やんでもあった

 子供の頃は何でも科学的なものに興味を持つものですね。反射望遠鏡式のカメラのレンズなんて初めて知りましたよ。綺麗に詳細に月の表面が撮影出来るんですね。

 今日は朝から騒がしいので起きるとテレビでも近所でも皆さん金冠日食フィーバーでしたね。金冠になるという事は月の位置が地球から随分と離れた位置にいるという事やね。

 今は観測用のメガネは販売されてるんですね、私の子供の頃は何もありませんでした。下敷きとかガラス板にローソクのススをつけて観測してましたね。

投稿: jo | 2012.05.21 10:43

joさん、まいどありがとうございます(^^
小さい頃は天体観測も好きでしたが、60年代は米中の「宇宙開発」も盛んで、人工衛星やら衛星TV中継といったことに随分惹かれました。

反射式の写真レンズは、かつてはニコンなどの純正もありましたが、高くて手が出ませんでした。最近では、ケンコーとかトキナーといった光学機器メーカーが安価で高性能な製品を出していて、結構遊べます。
構造上絞りの調節ができない不便さはありますが、三脚に固定してじっくり撮れば、天体望遠鏡と同様の美しい絵が撮れます。

zap

投稿: zap | 2012.05.21 22:58

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