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2012.04.01

30年目に、思うこと。

Photo今日でちょうど会社勤めをはじめて30年。 なんでも長続きしない自分にとって、ひとつの会社という環境に30年間いられたというのは不思議な感じもする。 が、その間、部署異動は10回以上、所属する会社も6社目。 グループ会社内での転籍も2回経験した。 入社した会社の“本籍”は30年保ちつつも、居場所を転々とする遊牧民のような会社人生だった。
ただ、広報・宣伝や販売推進、新規ビジネスの立ち上げといった、IT業界の中でも先端領域の面白い仕事に関わり続けることができたことは、とてもありがたく思っている。 そして、それぞれの職場でお世話になった大勢の先輩、同僚、部下のみなさんと共に仕事をしてきた経験と頂いた厚情は、替えがたい財産だ。
30年は人間のサイクルで言うとおおよそ一世代。 多少変動はあったとしても、この周期は古来から人間固有のものとして引き継がれてきたのだろう。 一方、ワタシがこの業界に身を置いてからのIT領域での世代交代はめまぐるしく、1980年代のパソコン、1990年代のインターネット、2000年代のケータイ・モバイル化と、だいたい10年単位で変革が進み、技術の世代交代そのもののが加速している。 技術革新のサイクルでよく言われるのは、犬の一生に符合する「ドッグイヤー」でこれは7年。 ITの世界を象徴する半導体技術では、その回路集積度が2倍になるまでに要する時間がほぼ一定であることを唱えた「ムーアの法則」でこれは18ヶ月。 ワレワレの日常に目をやると、件のパソコンは1年に2~3回のモデルチェンジがあり、ケータイに至っては店の売り場に行く度に新機種に入れ替わっているような印象だ。
最先端のIT商品とは言え、所詮が24時間サイクルで寝起きし、1年周期で歳をとり、ほぼ30年周期で世代が替わっていく古来からの仕様のニンゲンの使うもの。 この「ジェネレーション・サイクル」のギャップに陥ることのないよう、世代交代間近の会社人生終盤を、すごしていくこととしたい。

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