« 『島日記』その1[天売島・焼尻島] | トップページ | 『島日記』その3 【写真展再録】 »

2011.11.05

『島日記』その2 【写真展再録】

P1021732P1021724【大久野島・塩飽本島】
瀬戸内海には自然と歴史に彩られた数多くの島が点在する。 丸亀市の北に位置する塩飽本島(しわくほんじま)は、戦国時代には水軍が活躍し、江戸時代を通じてその末裔たちが江戸幕府より自治を許されていたという場所だ。 島の北側には水軍本拠を示す江戸の頃の古い街並みが美しく残り、往時を偲ばせている。 一方、広島県竹原市の沖合に浮かぶ大久野島(おおくのしま)は、太平洋戦争下の化学兵器製造拠点として、戦時中は地図から消されていた“毒ガスの島”だ。 島には今もなお化学兵器製造の関連施設跡が点在し、地下土壌からは高濃度のヒ素が検出されるなど、負の遺産を受け継いでいる。 また、大久野島は“ウサギの島”としても有名だ。 1970年代に地元の小学生により放たれたというウサギが野生化して、今では島中を元気に駆け巡っている。 ウサギが山の急斜面を駆け登る姿と悲惨な戦争の爪痕とのコントラストが、今の世の“平和”を映しだしているようにも見える。

P5022256_2P5032409_2P5042529_2P5042473_3P1021748_2P1021799_2P5022300_2

|

« 『島日記』その1[天売島・焼尻島] | トップページ | 『島日記』その3 【写真展再録】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『島日記』その2 【写真展再録】:

« 『島日記』その1[天売島・焼尻島] | トップページ | 『島日記』その3 【写真展再録】 »