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2011.07.24

真夏の、祇園祭りへ。

Photo今年の夏。 東京近辺ではどういう訳かまだセミが鳴きださないのだが、京都ではきちんとセミの声がしていた。 聞いていたとおりの暑い京都の夏。今年の祇園祭りは曜日の巡りが良く、6年振りの休日催行となったため、暑い京都がさらに熱く盛り上がっていた。
1200年近くに渡り受け継がれて来た祇園祭。 中断したのは室町時代の「応仁の乱」の時と第二次大戦の時だけというから、その“ホンキ度”はそこらの祭りと桁が違う。
この祭りの起源は貞観11年(西暦869年)、当時諸国に流行った疫病を祓うとともに、その年に東北地方で発生し津波で多くの犠牲が出た「貞観地震」の震災復興への祈りと鎮魂も込められていたというから、今年の祇園祭りはまさにその由来どおり、「3.11」の国難から立ち直ろうとしている日本国に相応しいお祭りと言える。
Photo_2Photo_3祇園祭りは前夜祭に相当する7月16日までの「宵山」と17日の「山鉾巡行」でクライマックスを迎える。天高く「鉾頭(ほこがしら)」を立て大きな車輪で移動する「鉾」と、20人前後の「舁手(かきて)」と呼ばれる男衆が担棒を持って持ち上げる「山」が都を練り歩く。 沿道には多くの見物客や祭りの屋台が並んでいる。 ふと気づいたことがある。 祭りの仕掛けや大勢の人通りの割りには、お祭りが静かに進行しているという印象。 通常の日本の大祭では、笛や太鼓といったいわゆる鳴り物や威勢のいい掛け声が飛び交うというのが相場のように思うが、この祇園祭りはとても静かに進行し、不思議と“スタティック”な印象だ。 これも1000年以上続く京の祭りならではの「都の手振り」のようで、感心してしまった。

せっかくの京都の旅。 お祭りついでに清水寺や知恩院、八坂神社、銀閣寺、平安神宮、京都御所、二条城、本願寺といった「定番スポット」 を巡ってきた。 そして、これまで京都をきちんと見てこなかったことを反省した。 これまで「神社」「神宮」と「寺」の違いがきちんと判ってなかった自分にも気づいた。 一方で、祭り好きで古来から神と仏の両方を信仰してきた「正しい日本人」なのかも知れない、とも思った。

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