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2011.03.20

日本人の、チカラ。

Photo不気味な余震が続いている。 棲み家から200㎞以上離れた場所でのこととは言え、福島原発の事故がもたらす災禍の不気味さも無限大だ。 東北地方を中心とする甚大な被害は、まだその全容すらわからない状況で、罹災した人たちのことを思うと、“絶望”という言葉がのしかかる。
地震の来る前。 世間にいま一つ元気はなかったものの、まだしばらくはこの国の豊かさと平穏は続くはずだと皆が漠然と思っていた。 ところが「3.11」を境に状況はガラリと変わった。 被災した人のみならず、絶望感が日本国中に漂いかけているようにも思える。 しかし、ガラリと変わったのは、地震や津波に破壊された“環境”だけではない。 人心そのものが大きく変わりつつあるように感じる。 過去何千年にも渡って日本を襲った災厄の“絶望の淵”から再起した日本人。 その先人から引き継いだ“DNA”のスイッチがここに来て一気に“ON”になったような気がする。 冷静さに裏打ちされた「共生」と「連体」で絶望に立ち向かう知恵とチカラ。 それが、過去の自然災害や戦渦を克服し、そのたびごとに再起を果たしてきたワレワレ日本人の強さではないか。

この週末、久々に家族と外食。 近所の居酒屋で、赤く燃える「七輪」を目の前にしながら、魚や野菜を焼いて食べた。 火にあたりながら暖かい食べ物を口にすることできることの幸せ。 仕上げに醤油のしみた焼きおにぎりを食べながら、こうした食材が日本人にもたらしてくれるチカラも、同時に噛みしめた。

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