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2010.12.19

お寺で活躍する、コンピュータ。

Photoコンピュータシステムの導入事例記事取材のため、ひと月に1、2回、顧客先にインタビュー取材に行く。 という訳で、仕事のハナシを少々。
最近では企業や法人のコンピュータシステムの導入も合理化が飛躍的に進んで、その昔の大型コンピュータはパソコンに置き換わり、さらにネットワーク化の進んだ最近では、コンピュータの機能やプログラム自体を自社内に持たず、IT企業が提供するサービスをネットワークを通じて受ける新しいカタチの利用方法が急速に増えてきた。 こうしたコンピュータの利用形態のことを“クラウド”とか“SaaS(サーズ)”と呼ぶが、システムの性能やネットワークのスピードと信頼性がかつてに比べ格段に向上したことで、このようなスタイルの利用方法が世界的に普及してきたという訳だ。

今回の顧客取材先は、京都にある古い寺院、興正寺(こうしょうじ)。 14世紀初頭の西暦1321年に開かれたと言われる名刹だ。 西本願寺のすぐ南に隣接する地に構えているため、境内を眺めると西本願寺の伽藍のひと続きのように見えてしまうが、その重要文化財・御影堂にも劣らない、堂々たる伽藍である「御影堂」を擁している。
取材テーマは、このお寺が経営する「宿坊」で活用いただいているコンピュータシステム。 宿坊は、元来お寺の参拝客向け宿泊施設だが、最近では国内外からの観光客や修学旅行の学生などへ広く開放している。 そうした一般客の予約を行なうため、それまでは紙の台帳が活躍していた訳だが、さらに合理的に管理を実施するため、ネットワーク経由でホテルの予約システムを利用できる仕組みを新たに導入いただいた。
お寺の宿坊とは言え、その予約管理レベルの強化、さらには法人としての経営管理は参拝者や宿泊客へのサービスを維持・向上させるうえで重要なテーマだと思う。 古くからの「宿帳」によるが管理が、ネットワークにつながったパソコン1台に置き換わるシーンは、昨今のIT化の潮流を象徴する出来ごとの中でも、面白いコントラストを放っている。

Photo_2Photo_3再来年2012年は、かの親鸞聖人の750回忌を向かえるため、来年4月から本願寺を中心に、京都の広域で「大遠忌(だいおんき)法要」というビッグイベントが行なわれる。
興正寺も、その親鸞を開祖とする寺院でもあることで、来年は宿坊にも多くの宿泊客が訪れ、この最新システムが活躍するものと思う。

■写真上は興正寺の境内。 隣の西本願寺とともに、連なる伽藍は圧巻。 右奥には国宝「飛雲閣」も見える。
■写真下は興正寺宿坊(左の建屋)とコンピュータシステム。

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コメント

義母が眠っています

 この寺の檀家の墓は、三寧坂の清水さん近くにあります。今年の秋にも墓参しました。

 不思議な御縁ですね~。

 新年会を企画しておいて下さい。

投稿: jo | 2010.12.21 23:59

joさん。コメントありがとうございます(゚ー゚)

義母様のお墓とは偶然ですね。
ワタシが伺った折にはちょうど葬儀が行なわれていて、葬儀会場の真下の部屋で取材をしました。
京都のお寺はとても明るい感じがして、葬式もお墓も“抹香臭さ”がないように思いました。

zap

投稿: zap | 2010.12.22 07:22

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