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2009.12.05

ビートルズ、スティル・アライヴ。

Imgp057312月8日はジョン・レノンの命日。この週末は、毎年その日を記念してビートルズファンが集まる恒例宴会だった。ワタシの会社の宣伝部や広報室の仲間に加え、仕事でお世話になった方々と一緒に、かれこれ15年以上も続く、ジョン・レノン追善忘年会だ。参加ルールは至ってシンプル。1つ目はビートルズが好きなこと。2つ目はジョンが作って歌った曲をひたすら歌うこと。ただ、この2番目が結構難しい。
ザ・ビートルズの楽曲の約8割は“レノン=マッカートニー”クレジットの共作なので、ジョン主体で作った曲を判定するのは案外簡単ではない。だから、ワインで酔いがまわってくれば、そんな2番目のルールはたやすく破られ、みんな自分のお気に入りビートルズ・ソングを唄い、みんなでひたすら盛り上がる。

今年あったビートル・ファンにとってのビッグニュースと言えば全楽曲がリマスタリングされたことだろう。9月9日にリリースされるや、ワタシも全曲セットを即入手し携帯プレーヤーに入れてヒマさえあれば聴いた。どんな技術で40年以上も昔の音源を改善したのかはわからないが、聴いてまず驚いたのは、単に音が良くなったことではなく、メンバー4人の演奏と歌声が個別にキチンと耳に入ってくる、ということだ。そして、そのことで新たに気づいたことは、彼らの演奏と歌唱がとてつもなく丁寧に行なわれ、曲が仕上げられているということ。これは新鮮な発見だった。
特に、リンゴ・スターのドラムさばきの素晴らしさとポール・マッカートニーのベーシストとしての巧さ。これは過去充分聞き取れていなかったように感じた。とりわけリンゴは、曲を供給した他のメンバー3人の無理難題に文句ひとつ言わず、独特の“溜め込み感”と“ドライヴ感”で完璧にこなしている。あーうしろにリンゴがいてくれて良かったぁ~、なんて思ってしまった。

もう一つ、このリマスター盤を聴いて思ったこと。それは世に散在する古い音源すべてが、同様のリマスタリング技術でビートルズの場合と同じ感動をもたらしてくれる音楽に生まれ変わる可能性がある、ということだ。
名作映画のリマスター同様、名曲とか名演奏と言われる多くの古い音源が、最新のデジタル技術で蘇るのであれば、音楽好きにとってこの上なく嬉しいこと。カラオケ店で流れる平板な“ビートルズサウンド”を聞くにつけ、名作オリジナル楽曲の価値を思わずにはいられない。

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