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2009.10.25

最強の、調味料。

Photoワタシの父は中国の旅順、母は米国ハワイ生まれ。両親とも戦前の“外地”の獲れだが、それぞれの親、つまりワタシの4人の祖父母より先代は九州・長崎が本拠地。従ってワタシのルーツはコテコテの九州モンだ。にも関わらず、この九州特産の調味料のことを半世紀近くにわたって知らなかったのは不覚だった。

それは柚子胡椒(ゆずこしょう)。

先日、福岡への出張の折、帰りがけに博多駅近くでチョイ寄りした焼き鳥屋のカウンターに、小さな壺に入った見慣れないねっとり系調味料があった。店員サンに訊ねると「ユズコショウです。焼き物につけて召し上がってください。コレは何にでも合います」と。少量を試してみると初めて味わう味と食感、香りに正直感動。「胡椒」というのは九州の一部地方で青唐辛子のことをこう呼ぶんだそうで、材料はそれに加え、名称どおりの柚子と塩をミックスしたごくシンプルな構成だとか。なのに、それら材料同士がまるで化学反応でも起こしたかのように、シャキッとインパクトある味わい深い調味料に変身したように感じられた。しまいには、カウンターの柚子胡椒だけを肴に焼酎を呑んでいた。

後日たまたま品川駅のコンコースで九州物産展に出くわし、にわかにファンとなってしまった柚子胡椒ビンを見つけ即購入。家でいろいろな料理や食材と一緒に食べてみたところ、結論、何にでも合う! しかも、下手なダシやらミソと違い、食材や料理の味を損なうことなく、一挙にその風味レベルが5段階ぐらいアップする実感だ。
初購入のビンはスグ空になったので、通販で手に入れようと思い楽天市場で検索するや、九州の店が出るは出るは。これは流行る兆し、と見た。

ちなみにと思い、山口出身の友人に訊ねたところ、山口では食べないらしい。一方、博多出身の知人の話しでは、刺身、焼き魚、鍋、味噌汁などなど何とでも合わせるという。どんな訳あって関門海峡を越えなかったのかはわからないが、もっと全国で支持されて良い優れものだ。
香り、辛み、塩けという基本的な味わい3要素が単純に溶け合うことで、この“最強スパイス”が出来上がるのだろうか。

■写真■ご当地キットカットにも柚子胡椒味が・・・

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