« ビートルズ、マーケティング。 | トップページ | ヒコーキ、こわい。 »

2009.09.23

雲上の里へ、バイクツーリング。

Photo心配された台風も連休に遠慮するかのように逸れてくれたので、ここはやっぱりバイクツーリング。約1年ぶりとなる遠出を挙行した。

50歳を超えてからというもの、カラダのあちこちが老朽化。いや、カラダと別物と思っていたアタマも連動するかのように鈍ってきた。そんな心身にカツを入れるためにも、バイク転がしは効果が期待できるように思う。

Photo_2四輪と二輪。単に車輪の数が異なる乗りものではない。四輪車では、運転手はハコに入り込んで文字通り「手」(=ハンドル)でクルマを操るが、二輪車、とりわけ車重が200キロを超える大型バイクでは、両手両足のみならず、カラダ全体、とくに腰と首と眼を常に動かし、車体と一体となった制御が求められる。また、常に外気にあたるため、気温や天候の影響をモロに受ける。さらに高速やワインディングロードでの走行では、生身がさらされているので、危険に対するセンサーレベルは四輪の比ではない。
そんな二輪車運転の難儀さは、実はそれ自体が楽しさとなる。錆び付いたカラダやアタマへの刺激を与えてくれるのではないか。秋の休日、そんなことも思いながら、長野から静岡の山路を走り、森林の香りを思い存分吸ってきた。

いちばんのお目当ては、以前から一度行ってみたかった南信州の遠山郷というエリア。名峰・聖岳を仰ぐ西の斜面に位置する「日本のチロル」と言われる雲上の里だ。とくに、標高1,000mを超える山奥の40度ほどの急峻な傾斜地に50戸ほどが暮らす「下栗の里」は、あの深田久弥が絶賛したという美しい山村。
この遠山郷を折返点として、3日をかけて1,050㎞を走破してきた。

今回の旅のキーワードとともに、スナップ写真をご紹介。カラダとアタマの老朽化が、3年分ぐらい足踏みした気のする、バイクツアーだった。

■[いちばん上の写真]杖突峠から眺める茅野。ここから山路、杖突街道を経て伊那に抜ける。

Photo_3Photo_4■雲上の里、下栗。

平和な山村の風景がひろがる。
茶店で食べたおいしい蕎麦。

Photo_5Photo_6■隕石クレーター。

その昔、直径90mの隕石が落ちてできた日本唯一のクレーター跡が見られる。
その近くには天体観測者の集まる場所が。この一帯、さしずめ天文マニアの聖地といった趣。

Photo_7■遠山森林鉄道。

ナローゲージマニアにはおなじみの酒井重工業社製ディーゼル機関車と木造客車が、良い状態で保存されていた。

Photo_8Photo_9Photo_10■旧木沢小学校。

築77年の懐かしい木造校舎。廃校になった日のまま保存されている。家主のネコがひまで大アクビ。古い風景は、古いカメラで。

Photo_11■東海道。

浜松市の天竜川近くで。
こういう名前の道が今もあること自体、新鮮だった。

Photo_12■まんじゅしゃげ。


秋葉街道遠州森街にて。

Photo_13■天竜浜名湖鉄道。

戸綿駅付近にて。かつての国鉄・二俣線。
高校のころ、SL、C58のラストランを撮りにきたことを思い出した。

Photo_14Photo_15■いっぷく。

大井川上流の中川根町、
そして大井川鉄道の駿河徳山駅にて。

Photo_16■寸又峡の蕎麦。

山路ツーリングと蕎麦は切り離せない!

|

« ビートルズ、マーケティング。 | トップページ | ヒコーキ、こわい。 »

コメント

zapさん、こんばんは。

私は、このトシになっても相変わらず食い物の量に気が行ってしまう性質でして・・・
寸又峡の蕎麦がモリモリで旨そうに見えるのは単にアングルのせいかしらん。

それにしても、二輪ツーリングの世界はついに私の及ぶところではないものとして、私は生涯を閉じることになりそうです。(^^;;;

投稿: 赤壁周庵 | 2009.09.24 20:55

赤壁周庵さん。

そう言えば、昨年の春、札幌駅地下の『コロンボ』へ行きましたが、20数年前と変わらぬ様子に感動しました。
今も昔も『量』は大切ですね。

投稿: zap | 2009.09.25 00:07

最高! 小学校の用務員猫のおおあくび!

 素晴らしい、瞬間を捉えましたね。学校の授業がおもろないのか、生徒が出てくるのが遅くて待ちくたびれてついつい、あくびが出たのか?色んな状況を考えさせる写真となりましたね。

 何か、この小学校の生徒の面倒をみている、用務員をしている猫と捉えるのが最適でしょうね。

 それとも、廃校となっても今でも生徒が来るのを待ちくたびれて、ついつい、あくびが出たのか?

 いやいや、実は化け猫で、廃校に追い込んだ人間どもを恨み、いまだに学校を去らない化け猫。色んな事を考えさせる、一枚の写真でした。

投稿: jo | 2009.09.25 10:04

joさんの解釈、最高!

あのネコはずいぶん人懐こくて、近づいて行くとネコのほうからすりよって来て可愛いかったです。

たぶんこの学校に長いこと住み着いていて、自分をネコだと思ってないんでしょう。

投稿: zap | 2009.09.26 11:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 雲上の里へ、バイクツーリング。:

« ビートルズ、マーケティング。 | トップページ | ヒコーキ、こわい。 »