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2009.02.07

35年ぶりの、同窓会。

Photo1975年。沖縄国際海洋博覧会が開幕し、ザ・ピーナッツが解散し、 佐藤栄作元首相が亡くなり、 イギリスの党首にマーガレット・サッチャーが選出され、 山陽新幹線・岡山駅~博多駅間が開業し、マイクロソフト社が設立され、ベトナム戦争が終結した年。日本や世界が変革モードただなかのこの年に、ワタシは高校を卒業した。無気力だとかシラケとかが蔓延しかけた時代だったように思うが、わが母校は、学校生活をとことん楽しんでやろうという“正しい志”を持った仲間が集結し、自由に活動するそんな生徒たちを温かく応援してくれる先生が大勢いる都立高校だった。
ワタシは高校の3年間、写真部の部活動にハマリ、生徒会活動に没頭するなど、同年の仲間に負けることなく楽しく充実した日々を送ることができた経験は、若い頃の大きな財産だと思っている。

この日曜、その高校時代の仲間が約35年振りに集結。当時お世話になったH先生を中心に、久々の同窓会には140人を超す懐かしい顔が集まった。H先生は、漢文教師をつとめる傍らで、普段は長靴と麦わら帽子の出で立ちで学校中の緑化や花壇の整備などを推し進める園芸部の顧問、通称「H土建」と呼ばれた名物先生。ワタシの大学の先輩でもあるHさんは、昨年の春まで中国の大学で日本語教師として活躍され、その帰国を記念しての集まりでもあった。
このH先生を筆頭に、個性豊かな“芸風”やら“特技”をもった先生や生徒が大勢いた。ワタシの友人にも、写真家、漫画学校の先生、演芸作家、そろばん塾の経営者など、当時の得意技をその後の仕事にしている人が何人もいる。
卒業生を調べてみれば、作家の群ようこさん、棋士で元名人の米長邦雄さん、華道家の假屋崎省吾さん、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさん、元衆議院議員の海江田万里さん、フォトグラファーのHIROMIXさんなどなど、バラエティー豊かな面々がいて、そんな“校風”を物語っているように思える。
Photo_3ワタシの2学年先輩で件の群ようこさんが実際の学校生活をテーマに書き下ろした小説二部作『都立桃耳高校』は、まさにわれわれが共有した70年代の空気と「ゆる~い」ながらも自由闊達で強い意志に支配されていた当時の都立高校生の生活を活写している。こうして文庫本小説になるほど、面白い時代であり、楽しい高校だったということだろう。

Photo_4午後3時にスタートした同窓会は気がつけば三次会会場で夜11時。齢50を越えた高校生たちは“下校”の時間に気づくことなく、8時間以上も元気に呑み続けるのだった。

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コメント

2階にカメラを設置して、走って辿りついて画面に映ってるのはzapの旦那でしょ。

 仰山集まりましたね、未だ皆さんは現役でしょうから、若々しいです。当方も3月末に北河内の中学で45年ぶりに同窓会が企画されています。

 多感な青春時代の思い出は、恥ずかしい事や、人に言えない秘密を共有する仲間なんでしょうね。(笑)
 

投稿: jo | 2009.02.10 09:56

joさん。

あたりです。三脚にカメラをつけて、10秒のセルフタイマーで3回撮りましたので、息切れしてしまいました。
joさんの45年振りの同窓会というのもスゴイですね。生涯何度もあることではないですね。

何だか最近同窓会が多くなった感じです。
やっと昔を振り返る余裕がでてきた、ということでしょうか。

投稿: zap | 2009.02.11 11:23

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