« お・や・じ、バ~ンド! | トップページ | デジカメと、古典写真。 »

2008.04.19

祭りは、音。

Photoワタシの棲む街から単線ローカル電車に乗って40分ほどの場所にある成田市。日本の空の玄関口として年間約3,000万人で賑わう“Narita”である一方、開基1,070年目を迎えるという御利益満載の成田山新勝寺が控える古い門前町だ。有名至近のそんな成田で、こんな楽しい祭りが20年も前から行なわれていたとは知らなかった。

Photo_2ツレが成田で明日面白そうな祭りがあるから行こう、と駅で拾ってきたチラシを手にして言うので見てみると『成田太鼓祭』千願華太鼓とある。全国から太鼓の名手やら同好会の面々数百人が集結し、二日間に渡り街中を太鼓を叩いて練り歩く。お祭り騒ぎがキライではないワタシは即同意し電車に揺られて成田へ。駅を降りると既に街では太鼓の音が地響きのように鳴っていて、大勢の見物人ふくめ大いに盛り上がっている。

Photo_3Photo_4鉄道駅から新勝寺総門までの1㎞に満たない情趣ある参道全てが太鼓イベントの会場だ。和太鼓が主体と銘打っているようだが、ここはナンデモアリの日本人。和風大太鼓はもちろんのこと、沖縄エイサーあり、韓国サムルノリあり、ラテン系の訳のわからないグループの大騒ぎあり、太鼓ナシで踊りまくる集団あり。。当初は打楽器同士がぶつかりあって巧くいかないのではないかと勝手に心配していたが、屋外で叩く太鼓の音は案外遠くまで届かないらしく、それぞれの個性あるパフォーマンスが邪魔しあうことなく結構楽しめた。

Photo_5地球上の古今東西問わず、カタチやサウンドのバリエーションこそあるものの、“太鼓系楽器”はあらゆる音楽演奏を引き締める用具であり続けてきたのだろうし、ひょっとしたらニンゲン界最古の楽器なのではないだろうか。
人を引き寄せる鳴り物として、人の鼓動と共鳴するリズムを刻む道具として、そして何より誰が叩いてもそれなりの音が出る楽器として、有史以前からニンゲンの進化と共に愛され続けてきたのだろう。
祭りを彩るのは音曲。その立役者は太鼓、だとあらためて素直に感じた春の一日だった。

|

« お・や・じ、バ~ンド! | トップページ | デジカメと、古典写真。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 祭りは、音。:

« お・や・じ、バ~ンド! | トップページ | デジカメと、古典写真。 »