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2008.02.02

いちいち、反応。

Photo一年で最も夜が長い“冬至”は12月22日頃。その日を境に徐々に日照時間は長くなっていくものの、冬至から40日ほど経った今頃が一年で最も寒さが厳しい。ちゃんとした理屈があるのだろうが、日照時間と気温の関係がピタリとシンクロしないのは面白い。そんな厳冬なのに、暦は既に節分、そしてもう立春。実際の季節と人間の作った暦に“時間差”があるのもまた面白い。
これにもいろんな理由があるのだろうが、古来からニンゲンは先読みをするといったことを日常的に重ねてきた中で、農耕サイクルの精度を上げるために暦を作り、うまく作物を作るための仕込みの時宜を伺うため、その暦の重要ポイントに実際の季節変化に先立った名称をつけたのではないか、と思う。
実際、冬至、大寒、立春、春分などの「二十四節気」と言われる季節表現全てが農耕と密接に関係づいたネーミングになっているうえ、それぞれが季節推移の実態から一ヶ月程早い設定になっているような気がする。

さらに面白いのは、新聞やTVニュースの季節ネタで必ずでてくる「暦の上では既に○○」というフレーズ。そしてそれにいちいち“ピクリ”と反応する私たち。「早くタネ蒔きの準備っ!」なんていう太古から染みついた農耕民族DNAが目覚めるタイミングであるのかも知れない。

Photo_2とても寒かった先週末。しかし、よく晴れた日中の陽の光は明るい。夕暮れは冷え込んだものの、海や沼を漂う空気には、すでに春の気配を感じた。


写真上:銚子・犬吠埼灯台の夕暮れ
写真下:棲み家近く手賀沼越しの富士山夕景

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コメント

zapさん、ご無沙汰しております。

冬はまだいいんです!私が毎年、困っているのは、夏至を過ぎてやって来る、あの猛暑です。日照時間がじりじりと短くなって来て、「季節性鬱病」よろしく気分もじりじりと落ち込んでいるところへ、毎年律儀に遅れてやって来やがる猛暑残暑。「大気の熱容量が大きいので暖まり切るまで時間がかかる」てな理屈(ホントか?)は分かるけど、毎年毎年、同じ罠に引っ掛かる小動物(!)のように体調を崩す晩夏。それなのになぜか挙式した晩夏、2000年8月26日。ほどなく体調を崩して3ヶ月ばかり会社を休む羽目になった一因であろう、と、見通しを誤った前世紀の自分を今世紀の自分が嗤っています。

投稿: 赤壁周庵 | 2008.02.02 17:32

赤壁周庵はん。
まったく、近年の夏の暑さには閉口。今後は温暖化の影響で、ますます酷暑化するんでしょうね。
冬の寒いうちに避暑対策を考えておいたほうが良いのかもね。カムチャッカあたりに安い物件を見付けておく、とか。。

投稿: zap | 2008.02.03 15:11

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