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2007.07.21

名古屋の、山ちゃん。

Photo_20会社の拡販イベントが名古屋の『国際会議場』という大掛かりな施設であったので、その運営のため、名古屋に日帰り出張をしてきた。ワタシ自身、名古屋という場所には殆ど縁がなく、従い、名古屋に対する思いだとか知識の類も、まるで、ない。東京と関西を新幹線でしばしば往復する際に電車が必ず停まる大きな街、ぐらいの認識だ。が、結構ムカシから、名古屋発の独自の食べ物がある、という点は少し気になっていた。

関西に近いのにツユは東京風のきしめん。結構気に入っていたが原料がナゾのういろう。東京にはありそうで無かった鳥好の手羽先。などなど。
日帰り出張といえども稀にしか来ない名古屋。ここは、同地出身の職場同僚から聞いていた最近流行りの名古屋の食べ物をチョット体験してみよう、と思いたち、帰路の合間に手羽先とあんかけスパゲッティーにチャレンジした。
手羽先の唐揚げは東京地区にも何店舗かが進出している『世界の山ちゃん』。そしてあんかけスパゲッティーは専門店(!)の『パスタ・デ・ココ』。どちらも新幹線名古屋駅のスグ側にあり気安く入ることのできる店だ。

1_22『山ちゃん』のカウンター席に着くや、飲み物は何で手羽先はいくつか、と店員氏。メニューには飲食それぞれ迷う程多くの品が写真入りで並んでいるのだが、手羽先の注文は“デフォルト”なのだ。程なく瓶ビールと続いて5本ワンセットの手羽先が登場。確かにスパイスの利いたうえ美味で、さすが人気店だけある、と思う。面白いのは、メニューに記載されている品目に全て仔細な説明が書かれていること。原料は何で味付けがどう、いつ頃からの人気メニューだとかアルコール系飲料には悉く度数や解説が表示されている。箸袋に至っては、裏面に手羽先の食べ方がマンガで詳しく書かれていた。
ちょい寄りで山ちゃんを出、あんかけパスタへ。何とこの店のメニューも種類が山ほどある上、味付けや麺の分量、調理の仕方やトッピングの類、果ては盛りつけの器にまで選択肢があるなど、驚くほど細かな解説が書かれている。味見モードのワタシは、一番ライトそうな野菜あんかけの一皿を注文。回りには学生らしい集団が大勢で来店し、見るだけで目眩のしそうな大盛りあんかけを美味しそうに食べていたが、ワタシの食後感は、敢えて書かないことにします。。

独自文化には、詳しいトリセツ。

「名古屋料理」へのチャレンジで感じたのは、顧客の納得と理解を得るための充分な説明書きが充実している、ということ。
国際会議場、世界の山ちゃん、そして何と地下鉄の社内アナウンスで流れる英語、韓国語、中国語・・・
気分は世界に向いているようにも感じとれる名古屋の側面だが、実のところはその独自性や文化をまずは国内に向けアピールしようと躍起になっているようで、微笑ましく思えた。
少しだけ、名古屋が好きになった。

*イラストは『世界の山ちゃん』の箸袋に書かれた手羽先のトリセツ。

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コメント

「手羽先のおいしい食べ方」は御サイトからパクッて壁紙にしています(^^;;;怒られるかなm(_ _)m

投稿: 赤壁周庵 | 2007.08.01 07:29

赤壁周庵さん。
この箸置アートの著作権は、おそらく世界の山ちゃんにあるのでせう。従って、怒られるのは、箸置をばらして無断でスキャナーに掛け、その画像を公開したワタシかも・・・

投稿: zap | 2007.08.05 20:45

zapさん、ごめん。m(_ _)m今は別の壁紙にしています。そのうち「悪魔の手羽先め!」とでもいうロゴを自分ででっち上げて使おうと思っています。「悪魔の手羽先」という云い方はよほど語呂がいいのか、いろんなサイトで見たことがあります。(^^;;;

投稿: 赤壁周庵 | 2007.08.07 13:44

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